つい最近、我が家の飼っている犬が初めて病気になってしまいました。
何が起こったかと言うと、おしっこをしたときに血が出てしまったのです。5歳の雄なんですが、初めてこの子の血を見ました。出ているところを見たわけではないのですが、トイレ直後だったのと、少し血が毛に付着していたので、びっくりです。そのまま病院へ。
最初は、胆石や尿結石の疑いからレントゲン撮影です。暴れながら、獣医におしっこをかけながらも無事終了。結果が出るまでの間、獣医の人に、他の犬で実際に取れた胆石を見せてもらいましたが、大きさにびっくりです。なんせ、ピンポン玉くらいの大きさでデカっとという感じです。その時のレントゲン写真には、真っ白くくっきりその石が写っていました。
そして、約10分後、結果が判明。
石は見られないとのことでした。恐らく、膀胱炎だそうです。先ほどの石であれば手術しなければならないのですが、とりあえず、注射と薬で様子を見ることに。
この膀胱炎の原因は、おもに細菌が尿道から入り込み、膀胱に炎症が起こるようです。もちろん、おしっこの我慢やストレスも考えられます。
症状は今回のような血尿以外に、食欲がない、いつものように元気がないなど、分かりやすいものから、尿の色が濃い・臭い、水をよく飲む、頻尿になるなど、よく観察しないとちょっとわかりにくものがあるので注意してください。
そして、膀胱炎は悪化すると、腎臓病など大きな病気になることもあるので早期に治療しましょう。
とりあえず、1日1回の飲み薬をきちんと与え、水を十分にあげ、トイレも十分にさせることを心掛け様子を見ていこうと思います。私のように犬を飼っている人は、おしっこに違和感を感じたら、注意深く見てあげてください。